歴代王者 詳細

2013.1.20戦極MCBATTLE 5章 新春SP

チプルソ

賞金¥100000+トロフィー獲得!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


実質戦慄のチャンピオンシップとも言われた戦極MCBATTLE第1章。
あれから1年・・。究極の32MCを集めた大会の後半戦レポート!
激戦を勝ち抜いた8MC・・。勝つのは誰だ!?

後半BEST8→1をレポート
前半はこちら

BEST8
SIMON JAP vs チプルソ○
磯友 vs TKda黒ぶち○
NAIKA MC vs 晋平太○
KENTHE390 vs サイプレス上野○

BEST4
○チプルソ vs TKda黒ぶち
○晋平太 vs サイプレス上野

Finalist
○チプルソ vs 晋平太

-BEST8-
第一試合
(先攻)SIMON JAP vs チプルソ(後攻)
まさにBEST8に相応しい対決。
ここでもチプルソは「ゴージャス→不合格→方角→性悪→討伐→争奪→網膜→コーラス」と
凄まじい連打。そんなチプルソにSIMON JAPは
「お前のラップは中身が空っぽ。甘いドーナツ!韻踏むだけじゃダメだろ!?」
とこちらは人間味溢れるパンチで応戦。
キーポイントになったのは3バース目のチプルソの
「あっちのサイモンの方がカッコイイもん」
という踏み込んだDisに対してSIMON JAPの
「あっちのサイモンの方がカッコイイだと?バトルMC馬鹿にしてんのか?バトル出てリスク背負ってんのはどっちだ?」
と会場の気持ちを掴む凄まじいカウンターを出す。
これで勝負を決定付けたと思われたがチプルソは4バース目
「俺がバトルMC,悪く言うわけないやろ!?俺はバトルでここまで来たんじゃボケ!!」
とさらにカウンター。
その後もパンチラインを落として大激戦はチプルソの勝利。
チプルソをさらなら強者に引き上げたSIMON JAPに大きな拍手を送りたい。

第二試合
(先攻)TKda黒ぶち vs 磯友(後攻)
この日予選から勝ち上がり最も多くの試合を戦い抜いてきた磯友。
対するはTKda黒ぶち。幾度となく死闘を繰り広げてきたBATTLE MC同士の対決だったが
この日は勝ちへの執念がぶつかり合う熱戦になる。
「今日で何回目の敗北?またお前に味わせてやるぜ」と切り込むTKda黒ぶちに対して
磯友は「どんだけ俺が苦い汁吸ってきたのか!」というスタンスで対抗。
TKの「おまえのラップで首がふれるならどれだけのラッパーの首が振れるんだ?」という
Disに対しても磯友はあくまでライミングで攻撃し異次元のライムスキルと勝負強さを発揮。
しかし、4バース目スタミナの切れを指摘され、メッセージで振り切られる形となり
磯友はここで敗北。
この日予選から上がってきたハングリーな磯友に大きな拍手!

第三試合
(先攻)NAIKA MC vs 晋平太(後攻)
因縁めいた対決が続くBEST8。
ここでも何度と無く激戦を繰り広げてきた好敵手同士の対決。
先攻のNAIKA MCは「何度目だよ。晋平相手はめんどくせぇ」と会場の空気を掴む。
しかし、王者晋平太もNAIKA MCの土台に入り攻め立てる。
唄うようなフローで魅せたあとは確実なライミングで一気に畳み込み、
晋平太は「2度もだ!2度も!」と自分に勝っても優勝できなかった事をDis。
「説教爺の言い訳は飽きた」とNAIKAMCの応戦にも
「俺は説教爺、だけども面倒見良い」のラインから全部拾ってのアンサー。
宿敵同士の対決は晋平太が意地を見せて勝利!
BEST4に駒を進める。

第四試合
(先攻)KENTHE390 vs サイプレス上野(後攻)
BEST8最後の試合はこの二人。まさに黄金カードの連続だったが、
現時点のレア度ならこの試合なら一番だったのではないだろうか?
長年の付き合いになったこの二人の試合だったが、
サイプレス上野の
「お前が言ってることは、綺麗事で昔から嫌い」という
バトルとエンタティナーがわかってる煽りに、会場が盛り上がる。
このDisが火蓋を切った形になり、KENTHE390の完成度の高い
アンサーと高速フローが炸裂。
「おまえのフローはKREVA」というDisに対しても
「俺のRapがKREVA?耳鼻科でも行って来れば?」
と沸かす。
こんな簡単な韻で沸かすKENTHE390の完成度の高いRapは凄い。
しかし、最終的にはDisに徹したサイプレス上野の粘り勝ち!
華のある試合を演出してくれたKENTHE390にリスペクトを送りたい。


-BEST4-
第一試合
(先攻)チプルソ vs TKda黒ぶち(後攻)
ついに実現してしまったこのカード。恐らくBATTLEMCとしては
全国五本の指に入る者同士の対決だったのではないだろうか?
一バース目バトルライムを落としグルーブを作っていくチプルソはまさにキラーマシーン。
対するTKda黒ぶちはこの勝負に懸ける想いが伝わってくるようなRapだった。
「お前の言葉の力をフリースタイルでも魅せて見ろよ」
とメッセージを込めるTKda黒ぶちに対して
「相性悪いね」→「斎藤一」→「回答待ちね」→「才能無いね。」
と、ここでもバトルライムで射抜いていくチプルソ。
キラーマシンvs魂を込めた格闘家のような図式になったこの対決。
会場も終始大歓声が上がる。
勝負を分けた場面は「明日もライブがある七時から。こんな奴より働いている」
というチプルソのDisに対して
「俺だって働いている。仕事の事はあんまり話したくないが働いてないわけじゃない」
と返答。しかしチプルソは
「働くってのはそう言う意味じゃねぇ。ラップでいくら稼いでるねん?ボケェ!」
と熱さも持ち合わせたアンサーで、会場を一気に沸かす。
2MCの執念とバトル強さを発揮した対決となり、会場のどよめきは試合終了後も続いた。

そして勝者は…チプルソ!
ここまで盛り上げたTKda黒ぶちに大きな拍手を送りたい。リベンジを期待している!

第二試合
(先攻)晋平太 vs サイプレス上野(後攻)
完全無欠のアスリート晋平太。
対するのはこの日間違いなくMVP的な盛り上げ方をで会場を味方に付けたサイプレス上野。
サイプレス上野はここでも着ているアロハをDisられても
「アロハ、みんな夏が来たさ」とアンサーするエンターティナーっぷり。
爆発力を持ったサイプレス上野と万能に攻める晋平太。目が離せない展開となる。
しかし途中からは晋平太は怒涛の攻めを見せる。抑揚を付けたフローや
この日一番のビートアプローチを魅せて会場も大興奮。
確信突きまくっているラップに流石のサイプレス上野も押され気味。
決定打は4バースに晋平太が出した「先輩もっと罵って。バトルの現場もっと知って」
というパンチライン。
そして勝者は…晋平太。
負けたサイプレス上野もこの日のMVPと言っても良い戦いぶりだった。
是非戦極で戦う姿がもう一度見たい。

-Finalist-
全33試合1試合も捨て試合は無かった。激戦に次ぐ激戦。
そして残った二人は「晋平太 vs チプルソ」
一年越しとなったこのカード。
この二人はやはり強い。第一章を超えるメンバーを集めた結果残った二名。
会場も固唾を飲んで見守る。
DJyukihILLが選んだビートは証言。ジャンケンに勝ったチプルソはなんと先攻を選択。
証言のビートの上、一気に食って掛かる。「デビルズタンのギャラ貰っていいですか?」
からはじまったラインで一気に刺していく。
晋平太もチプルソのフローを真似、ライムを落としながらグルーブを作っていき
まさにつば競り合いのような攻防に。
お互いの言葉を拾ってアンサーにつぐアンサーに会場は大興奮だった。

この試合恐らく実力に差はほとんどなかった。しかし、この日の観衆の心を掴んだのは
若干の差で…チプルソ!!

日本一と称しても良いレベルの大会を勝ち取ったチプルソ!
戦極MCBATTLE第5章王者の称号。そして賞金10万円とトロフィーが送られた

-一般予選-
一般予選は52名エントリー。
中には戦慄優勝経験のある磯友やe.K.yの姿も。
まず会場をロックしたのは「たかなぎ」。なんと強者「e.K.y」相手に完封勝利。
会場もどよめきが起こる。
他敗退した中で印象に残ったのは「SUS the 慢性」に敗退した「太尊」
レゲエサイドから参加した「紫」独自なビートアプローチを魅せた「雄猿」
流石の安定感を魅せた「マルショウ」スキルアップを見せていた「蟹皇」
エンターティーナーだけではなく確実にレベルアップしていた「ショウザナンバーワン」
大会への執念を見せていた「名無」と「萌黄」の試合。
初参戦で素晴らしい戦いぶりを魅せた「ジョーカ」
「普段適当な分これくらい真面目にやれよ」とパンチラインを出した「Andersen」
ナイスなニューファイスぶりを見せた「飼育員(しいくいん)」「Leo the twoface」。
そして「ゴシ」「かくに」「天狗」「GILI」「Z.I.O-RAMA」などの戦極常連の面々だった。

戦極の壁の暑さを痛感させる予選だったが
なんと言っても会場をロックしたのは「Stray Dogg」と「あおりんご」の熱戦だっただろう。
この日予選ではぶっちぎりにロックしていた
「Stray Dogg」に食らいついていた「あおりんご」の姿は胸が熱くなった。
大会を通じてのベストバウトにも入るだろう。

そしてこの辛い予選を勝ち上がったのは
「Stray Dogg」「踏剣」「磯友」「SUS the 慢性」「U-Road 」「我妥力-わたり-」
の6MC!
激戦を勝ち上がったこの6名は次大会で選抜招待への権利を用意することを決定!
次大会にてさらなる活躍を期待しています。

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