歴代王者 詳細

戦極MCBATTLE vol.1

晋平太

賞金¥40000 獲得!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

-Finalist-
× チプルソvs晋平太○

-BEST4-
○晋平太 vs METEOR
延○チプルソ vs 黄猿

-BEST8-
e.K.y vs METEOR○
延○晋平太 vs KTSRO
ドタマ vs チプルソ○
poodle vs 黄猿○

-BEST16-
踏剣 vs e.K.y○
○METEOR vs NAIKA MC
○晋平太 vs ガッティ
○KTSRO vs SEI
○ドタマ vs 菊丸
ACE vs チプルソ○
○poodle vs 磯友
○黄猿 vs オロカモノポテチ


-BATTLE REPORT-

実質戦慄のチャンピオンシップとも言える豪華な面々が揃う中、
行われた戦極MCBATTLEvol1
戦慄時代の優勝者20名。
当日予選52名のうち勝ち上がった16名による
合計36名のBATTLE REPORT!!

Special Opening GAMEに相応しい今大会に注目せよ。

-1回戦-
第一試合 Freak.vs踏剣
今大会第一試合、当日予選を上位で勝ち上がったMC同士の対決!
Freak.は韻よりもメッセージとスキルで勝負したが
ここは踏剣の闘志に火を付け敗退。

第二試合 HENANvsどいけん
当日予選2位で通過したどいけんvs3位で通過したHENANの対決。
こちらも非常にレベルの高いだったが
HENANの言葉をうまく拾ったどいけんの「いやいや、俺こそ正面突破
、外人祖国に強制送還」と上手くアンサー。どいけんの勝利

第五試合 Rayzie-k vs NAIKAMC
見た目もrapもタフなB-BOY同士の対決。
メッセージの熱さ、ぶつかり合いが会場を大いに盛り上げる。
ここは後攻の利、人生経験の豊富さを生かしNAIKA MCが僅差の勝利。

第六試合 晋平太 vs T@K
予選から勝ち上がった大阪の若きMC T@K。
しょっぱなから「めっちゃラッキー!最初から東京の首!」と噛み付く。
そのフローは目を見張るものがあったが王者、晋平太の
スキのないスキルと試合運びで晋平太の完勝。初戦から確実な強さを予感させる。

第七試合 ガッティ vs TKda黒ぶち
埼玉vs茨城 第一戦。
優勝候補の一角と言われたTKda黒ぶち。
スムースなラップを披露するが後攻ガッティのユーモアを感じさせる
アンサーが会場を盛り上げる。ここはTK、無念の1回戦敗退。

第九試合 KTSROvs崇勲
埼玉vs茨城 第二戦。
崇勲としては春日部対日立のリベンジマッチ。
お互いの言葉尻を捕まえ、メッセージも込めた戦いは熱戦に。
しかし、最後はスルッとCOOLなアンサーを決めたKTSROの勝利。
春日部vs日立は日立の2連勝に。

第十三試合 チプルソ vs NAOMY
独自な目線のラップが会場を沸かす NAOMY。
予選でも一番目立っていたMCだったと感じた。
ここは強敵チプルソ相手に自分のスタイルを崩さず
真っ向勝負をしかけるが、
チプルソの本気を出したカウンターにKO。
NAOMYのリベンジに期待したい。

第十六試合 Lard vs 黄猿
先行は予選一位通過Lard。
ここは硬い韻のパンチラインがバンバン出る。
Lardの押韻『関東関西カルチャーショック、大将黄猿にバスターコール!!』
はかなりの会場を盛り上げるが黄猿の上着の下にはバスターコールTシャツ。
うまく切り返し勝者黄猿

第十七試合
萌黄 vs オロカモノポテチ
予選通過者同士の戦い。先行、萌黄に対して
オロカモノポテチが予想だにしない口説きBATTLEを展開!
役者、オロカモノポテチのキャラクターとスキルが
会場を完全支配。
勝者、オロカモノポテチ!

-BEST16-
第一試合 e.K.yvs踏剣
実の兄弟対決となったこの試合。先行から勢いのあるライミングで
盛り上げる弟の踏剣に対し、兄であるe.K.yは落ち着いてアンサーを返す。
決め手となったのは3本目。踏剣が昔e.K.yにかかと落としされた話を出し、
「お前は昔から性格悪い」というリアルなディスを出すと、
e.K.yがすかさず「かかと落とし」「ただの脅し」で切り返し、勝負あり。
兄弟対決は兄に軍配が上がる。

第二試合 NAIKA MCvsMETEOR
この日METEORが着ていたLibraのTシャツに対し、
のっけから不似合いであるとツッコみ会場の笑いを誘ったNAIKA MC。
ライミングも冴え終始NAIKAペースと思いきや
そんな会場の空気も逆に、METEORにとって有利に働く。
3本目NAIKA MCが観客の方に振った『大丈夫?』に対して
『大丈夫だよ、お客さん丈夫だ いいお母さんとお父さんから生まれてるんだから!』
とうまく拾いパンチラインを出す。
ここはMETEORが僅差で勝利。

第三試合 晋平太 vs GOTIT
両者ともUMB本戦で活躍したMCであるが、
ガッティのことなど知らないと叩く先行晋平太。
それに対し、「俺は自分の土俵で勝負するという」
熱量で会場に訴えかけるようなスタイルで応戦する後攻ガッティ。
しかし、「アンサーが無いラップをするな」
というガッティに対して晋平太の「アンサーしようか?あんちゃん」からの押韻がばっちり決まる。
両者とも大いに会場を沸かせたが、晋平太がUMB2連覇の意地を見せ勝利。

第六試合 ACE vs チプルソ
関東、関西の実力者がぶつかり合ったこの試合。
チプルソの「消してやる新人のブラックバスを、忘れさせるよ!S.L.A.C.K.・AKLO」等
新鮮なライミングの応酬となったこの試合だが、フローにおいても引き出しの
多さを見せつけたチプルソに軍配が上がる。
ACEはチプルソの高速ラップの前に、持ち前の相手を飲み込むようなスタイルが出し切れず2回戦敗退。

第七試合 poodle vs 磯友
前シリーズ戦慄MCBATTLEでもあった組み合わせ。
poodleのリベンジマッチとなったこの試合だったが、
若干調子が悪そうな磯友に対し、
今回は絶対に勝つという気持ちを前面に出した迫力あるラップが会場を揺らす。
poodleが僅差で勝利。念願のリベンジを果たす。

第八試合 黄猿 vs オロカモノポテチ
ベスト16最後の試合。
オロカモノポテチがいつもの独特な間合いで自らの土俵に引きずり込もうとするのに対し、
正攻法のスキルで真っ向から立ち向かった黄猿がビートとライムを完全制覇。
司会の八文字が「会場が唸っていた」と感想を述べた黄猿の勢いは凄かった。
ここは黄猿に軍配が上がる。

-BEST8-
第一試合 e.K.y vs METEOR
e.K.yのラップの上手さが光る正当派スタイルに対し、
METEORが会場の笑いも誘いながら徐々に空気を作っていく。
e.K.yも固い押韻で何度も会場を沸かすが、
METEORの切り返しはまさにモンスター。
METEORは1本目、2本目バースの最後に
終始「このターンはおまえに上げちゃうぜ!」
と言い放ち最後のターンでは
独自のフローでのまさかのギブアップ宣言。
しかし、これが会場を全て飲み込む形なり
勝者はMETEOR。

第二試合 晋平太 vs KTSRO
間違いなく今大会ベストバウトのひとつであろう試合。
1本目、D.D.SをサンプリングをしDisる晋平太に
KTSROが真っ向から切り返す。
KTSROの音源をディスった晋平太に対しKTSROが
気合十分なアンサーを放つ。まさにストリートの喧嘩を
彷彿とさせるような火花散るバトルとなった。
KTSROのバイブス十分のアンサーとビートアプローチもすばらしかったが
晋平太のテクニカルな試合運び、鍛え抜かれたラップも一歩も譲らず。
延長戦にまでもつれるが、
強靭なスタミナを誇る晋平太が抜群の安定感で最後まで疾走し、粘るKTSROを振り切った。

第三試合 ドタマ vs チプルソ
予想通り、熱いヴァイブスを会場中に撒き散らす好勝負となった。
両者とも8小節中に言葉を散弾銃のように打ち込む。
韻にはこだわらず自身のスタイルを貫き続けるドタマと
きっちりと新鮮味のある韻でドタマを追い詰めていったチプルソ。
僅かにチプルソが上回り、関西、関東代表対決はチプルソの勝利。
しかし、ドタマと斜め上を行く内容のラップスキルには感服。
見事な戦いだった。

第四試合 poodle vs 黄猿
この対決はMCの基盤である声色においてpoodleの迫力vs黄猿のしなやかさという
非常に対称性が高いバトルとなった。
両者とも熱いヴァイブスで良質の声を撒き散らす中、
poodleの黄猿の身内をDisに会場の声が上がった。
それに対して一歩も引かずに黄猿は『愛した女のためにいろいろ頑張るのがさ、男じゃない?』
と相手の勢いを振り払うかのように熱いアンサーで突き放した。
さらに体全体でより一層強く想いを表現した黄猿が、会場のボルテージを最高潮に高め勝利する。

-BEST4-
第一試合 晋平太 vs METEOR
NAIKA MC、e.K.yなど強豪を破って勝ち上がってきたMETEORだが、
この試合ではスタミナ切れを隠しきれない。
それでも随所にMETEORらしい遊び心を幅広いフローを見せ織り交ぜた戦いを見せるが、
無尽蔵のスタミナを誇る晋平太に「遊ぶってのはそういうことじゃないんだよ」と切り返され、力尽きる。
晋平太はさすがの安定感で決勝進出。

第二試合 チプルソ vs 黄猿
テクニックと勝利に対する執念、どちらも充実した両者の対戦は、
まさに死闘と呼ぶにふさわしい、日本最高峰のMC BATTLEとなった。
チプルソが「辛口のディスまるでモルトウイスキー、甘口のギャグまるでウォルトディズニー 」
や「駆け引きを学べよカイジ読んだん?、こいつはどうせ他力本願」
「現実が見えない白内障、家でやってろアルバイト」
長い文字数での押韻を連発し会場を沸かすと、
すかさず黄猿が熱いヴァイブスと幅広いフローで表現しそれに対抗する。
両者譲らず延長戦に突入したが、延長でも黄猿のフローは爆発し、
チプルソのライムは殺傷能力高すぎるしで、目が離せない展開。
お互いにアンサーして、ばっちり噛み合ったのが凄かった。
最後は変幻自在なチプルソが常に新しい熱を会場に送り込み、
僅差で黄猿を下し決勝にコマを進めた。

-Finalist-
チプルソvs晋平太
まさに戦極。集まった日本屈指の猛者達の中から勝ち残ってきた二人の対戦は、
決勝に相応しい壮絶な死闘となった。戦慄MC BATTLEではチプルソ、UMBでは晋平太と、
共に星を分け合って臨んだ今回の対戦は、先行の晋平太がいきなり仕掛ける形で幕を開ける。
直前のライブで独創的な雰囲気を創り出し会場をロックしたチプルソの「一人宇宙」に言及し、
晋平太は「無駄な時間」とDIS。ここでも熱量を全開に出したパフォーマンスを見せる晋平太は、
変わらぬスタンスで切り込んでいく。チプルソもすぐにアンサーを繰り出し、持ち前の高速ラップを見せる。
しかし、BEST4の黄猿との延長後の連戦もありチプルソは若干失速気味に。
晋平太の作り上げた熱い空気はそう簡単には変えられなかった。
チプルソはあと一歩及ばなかったものの、背負っているものの重さをひしひしと感じさせられる、
誰よりも熱いパフォーマンスだった。

そして・・
最後まで安定した実力、テクニカルさを見せた晋平太が初代戦極MC BATTLE王者に輝く。

2012年初大会、初代戦極覇者は晋平太!
今年は王者を止めるMCが現れるのだろうか?

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